Inside of LOVOT

GROOVE X 技術ブログ

様々な専門家と協調しながら、色んな開発に関われるのがロボット開発の魅力

この記事は、Groove Xアドベントカレンダー2022 1日目の記事です。

こんにちは、GROOVE Xの junya です。

先日、AWSの長崎のイベントに参加したところ、色んな人から「技術ブログ書くといいよ」とオススメされたので、この機会にGROOVE Xでもアドベントカレンダーをやることにしました。

GROOVE Xでは LOVOT という家族型ロボットを開発しているのですが、エンジニアでもロボットの開発に馴染みが無い方は多いと思うので、初回の今回は「ロボット開発ではこういうことやってるよ」ってところを簡単にお伝えします。ソフトウェア領域だけでも、ざっと以下のような部分を開発しています。

LOVOT の内部実装

  • 基盤となるOSイメージの開発
  • 各種マイコンFirmware開発
  • 画像認識や音声認識、タッチ認識、SLAMの開発
  • 意志決定エンジン・ふるまいの開発
  • 外部と連携するモジュール開発

周辺システム

LOVOTの基盤OSはUbuntuで、主に利用している言語は Go や PythonクラウドKubernetes (GKE)、システム間の通信には gRPC, HTTP, MQTT をよく利用しています。意外とウェブ系のエンジニアにも親和性のある技術スタックではないでしょうか。

開発者(エンジニアやデザイナー)のバックグラウンドも様々で、ダンサー、プロミュージシャン、アニメーター、ゲーム開発者、SIer出身者、おもちゃメーカー出身者、趣味でロボットを作っている人など、色んな種類の専門家が集まっています。どんな領域のことでも聞けば誰かが相談に乗ってくれるような状態で、色んな種類の開発に携われるのがロボット開発の魅力です。

自分は創業当初から7年間 LOVOT の開発に携わってきましたが、画像認識、ふるまい開発、クラウド開発など様々な領域に触れることが出来ました。逆に言えば、どんな種類の専門性でも活かしやすい環境と言えます。

明日からの投稿で様々な領域の開発の魅力を伝えていきます。

引き続き、よろしくお願い致しますー。

落合陽一さんと日本フィルの「遍在する音楽会」に参加したLOVOTたち

GROOVE Xでの開発にご興味を持ちましたら こちらからご応募ください〜。