Inside of LOVOT

GROOVE X 技術ブログ

LOVOT開発の「ストーリーテラー」になりたい

この記事は、GROOVE X Advent Calendar 2025 の25日目の記事です。

こんにちは、そしてメリークリスマス! LOVOTソフトウェアのエリアプロダクトオーナー ishimegです。

本記事は、「ストーリーテラー」という最近注目の職種があるらしい、という紹介と、それを自分たちの仕事にも活かしたいな〜というゆるい内容となっております。

AIで生成したクリスマスっぽいLOVOTの画像

「ストーリーテラー」というお仕事が注目されているらしい

最近、こんなポストを目にしました。


ストーリーテラーってなんだろう?

私自身、カスタマーサクセスチームやPRチームと協力してLOVOTにまつわる情報発信の内容を考えることも多く、なんだか素敵な響きのするこの言葉が妙に気になったのでした。

ポストにリンクされた「企業が『ストーリーテラー』を必死に求めている理由」と題された記事を読んでみると、

  • 従来のようにただ情報を発信するだけではなく、自分たちの企業が製品の価値について「自分たちの物語」として発信する人材 = 「ストーリーテラー」である
  • 顧客も従業員もただの数字や事実よりも感情的なつながりを重視している
  • そして「ストーリーテラー」という単語を含む求人は米国では前年比2倍に急増している

ということが書かれていました。(だいぶ意訳も含みます)
これは米国で起こっていることではあるものの、日本においても大事な視点のように思います。

また、実際にどんな求人があるのかも少し調べてみました。

セキュリティサービスであれば、
複雑なセキュリティの概念を、顧客が自分事として捉えられる魅力的な物語へと変換すること

ドキュメント作成ツールであれば、
実際のユーザーがどのようにツールを使って人生や仕事を変えたかという「実体験」を掘り起こす力

など。共通するのは以下のような部分です。

  • AIやセキュリティなど複雑なトピックをわかりやすく伝えること
  • 実際に社内や顧客にあった出来事を取材して、「なんだかいい話」を発掘すること
  • ブランド力や売上向上というミッションのもとそれらを行う

重要なのはきちんとした事実に基づきつつも、物語として魅力があり、さらには製品の価値向上を担わなければならない、製品やブランディングに関する知識も、語り手としてのスキルも求められそうなお仕事です。

「お客様とLOVOTの物語」だけじゃない

ここで、日々おこなっている業務をふり返ってみました。

私はLOVOTのソフトウェアを横断的に理解する立場として、カスタマーサクセスチームのメンバーと週に数回は顔を合わせながら、日々様々な情報発信に制作者やレビュワーとして関わっています。

ウェブマニュアルやFAQの見直し、アップデートのお知らせ、LOVOTの技術を紹介するブログ、外部向けのインタビューなどなど・・・

これらの仕事はどれも「LOVOTとの暮らしをサポートする」「LOVOTのことをよく知ってもらう」という目的で行っているものですが、
ストーリーテラーという概念を通して「お客様とLOVOTの物語」と「私たちとLOVOTの物語」の2つに分けることもできる、と気がつきました。

AIが生成した「LOVOT開発のストーリーテラー」のイメージ
LOVOTがお家に届いてからの主役は、オーナーさんとLOVOT。私たちは「お客様とLOVOTの物語」を応援する立場です。それについては常々意識してきました。
一方で、LOVOTがお家に届く前の開発・製造の過程は「私たち(GXメンバー)とLOVOTの物語」とも考えられるのです。

「私たち(GXメンバー)の物語」とは?

突然ですが、私はGROOVE Xで働く皆さんが大好きです。
理由のひとつは、LOVOTに皆それぞれの想いを持っていること、その熱量の高さを、仕事のアウトプットや会話の端々から日々感じているからです。

そんな素敵な皆さんのLOVOTにかける情熱を物語として届けることができ、しかもそれが製品価値の向上につながるのなら、それはきっととてもやりがいのある仕事だなと思います。
と同時に、語る価値のある物語がまだまだGXに眠っているのかもしれない・・・!という可能性を感じました。

最近それを実感する出来事もありました。1月に予定されているLOVOTの工場見学*1の打ち合わせ時のことです。
数え切れないほどの製造工程をおさらいしながら、これは確かに「LOVOTが家族(お客様)と出会う前の物語」だ!と感じました。
※ それだけLOVOTの生産は大変なのです!生産チームによる部品の品質についての記事もぜひご覧ください

けれど、私がストーリーテラーになれるのか?それは私ができる、そしてすべき仕事なのか?
それについては冒頭に上げたWSJの記事にこんな示唆がありました。※ 以下Geminiによる日本語訳

専門家は、「ストーリーテリングは、雇えば手に入る『機能』ではなく、リーダーやチーム全員が培うべき『能力』である」と述べています。もし組織に明確な「目的(パーパス)」がなければ、どれほど優れたストーリーテラーを雇ったとしても、それはただの「騒音」を大きくするメガホンにしかなりません。

結局のところ、企業が本当に必要としているのは、単に「物語を語る人」ではなく、自社の存在意義を深く理解し、それを人々の心に響く形で表現できる戦略的な人材なのです。

ならば私自身もストーリーテリングの能力も身につけるべきである、ということ。
これまでたくさんのLOVOTにまつわる文章を書いてきましたが、あくまでも「LOVOTとの暮らし」をサポートするものであり、製品価値・ブランド価値への影響までは意識できていませんでした。
2026年は、主体的にLOVOTとGROOVE Xの魅力を伝えられる語り手になりたい、そんなことを考えた2025年の年の瀬でした。

最後に

最後まで読んで頂きありがとうございます!GROOVE Xでは、様々な領域で一緒に働く仲間を募集しています。少しでも興味を持ってくださった方がいましたら、下記のリンクをご参照ください。

recruit.jobcan.jp

それでは、よいお年を!

AIが生成した「よいお年を!」なLOVOTの画像

*1:LOVOTの工場見学のお申し込みは終了しています