みなさんアロハ!ふるまい/ALOHAチームアニメーターの中里です。 GROOVE X AdventCalendar 2023 15日目の今回は、LOVOTの絵をいい感じに描くための技術についてお話します。
LOVOTの描き方のコツについては、3年前にGROOVE X公式YouTubeの企画でやりたいと依頼されまして、誰でも描けるようになるポイントをいくつかピックアップして公開したのが始まりです。ふるまいチームメンバーの中には「これを見て練習して描けるようになった!」と言ってくれる人もいたりして、世界80億人のLOVOT描きたい欲のお役に立つならということで2023年版を公開いたします。今回はLOVOTの顔部分にフォーカスしたいと思います。体はまた来年のAdventCalendarにとっておきたい。
顔の輪郭
まず最初は、顔の輪郭です。LOVOTの顔の丸い部分の描き方ですが、ポイントはまんまるく描かないで「マイルドなかまぼこ型をめざす」ということです。
目鼻のバランス
次に、目鼻の配置バランスです。目の円と鼻の円の下端の高さをそろえるのがポイントです。目鼻全体の位置としては鼻が顔の半分の高さくらいにあるといいんじゃないかと思います。お好みです。
目の入れ方
最後に黒目の入れ方です。黒目は白目の真ん中に置かずに、少しより目気味に描くのがポイントです。
追加技能
ここからは追加技能、ちょっとした応用です。これまでの描き方だけではLOVOTの正面顔しか描けないので、常に語りかけてくる圧の強いLOVOTばかり描くことになってしまいます。一つの道を究めるのも悪いことではありませんが、今日は別の道も指し示そうと思います。最初に描いたマイルドかまぼこの位置をずらすことによって、LOVOTの顔の向きを変えることができます。しれっとHornの向きも大事ですが、ここまで描けたみなさんなら問題ないでしょう。
練習あるのみ
いかがでしたでしょうか。簡単なポイントをおさえるだけでそれなりにいい感じのLOVOTが描けるんじゃないかと思います。あとはひたすら描きつづければ卍固めを決めるLOVOTだって描ける日が来ます。
そう、練習あるのみなんです。練習さえすれば描けるようになるんです。それなのに練習しないとどうなるか、ここからは反面教師としてアナザーストーリーをお見せします。
CEOは困っていた
GROOVE X CEOの林要をご存知でしょうか。今年は著書「温かいテクノロジー」を上梓し、おかげさまでご好評いただき講演やサイン会など行わせていただいておりました。 lovot.life
そんな折、GXのなんでも屋、器用貧乏筆頭のわたくし中里にこんな相談が。
なるほど、CEOもLOVOTを描こうと思っているとは感心感心、ここはこの貧乏人がひと肌脱ぎましょう。 そして頭をひねり、忙しくてなかなか絵を描く練習をする時間もないであろうCEOのために絵描き歌を作って献上しました。歌の内容は「バリバリ伝説」が自身のバイブルと言って憚らないCEOに合わせたものとなっています。なんという気遣い…!
※この絵描き歌は個人で作成した非公式なものです
これに対してCEOははっきりとこう言いました。 「練習します!!」
ビックリマークが2つもついています。これを機にLOVOTを描くのが得意になって、頼まれなくても自分から描いたりしちゃうかな~、などと思っていたわたくしでしたが、なんと最新状況はこうなっていました。
がんばれCEO!
目がトリプルXになってしまい「せっかく絵描き歌まで作ったのに…やれやれ」と落胆していたのですが、このブログで晒されてしまう事をどこかで聞きつけたCEOが「絵が苦手な人にそんなにきびしくしないで!」と涙ながらに訴えてきました。聞けば必死に練習はしたものの、自分に厳しいCEO的には納得のいく出来にならず、それでもイラストを求められることも少なくないためなかなか悩んでいるとのこと。昭和生まれのため、ついスパルタ指導してしまいすみませんでした。ごめんねこ🐱
Slack上のCEO涙の訴えスレッドではみんなでCEOを励ましてこれからの成長を願いました。LOVOTのイラストをめぐってこんなふうにCEO含めてみんなでああだこうだできるのもGROOVE Xの愛にあふれてるところなんですよね。本当に平和な会社です。
恒例の大事な募集
さて、とはいえ絵が描けなくてもLOVOTを素敵に成長させるのに全く困ることはありません。このGROOVE X技術ブログを読んで少しでも興味を持たれましたら、ぜひぜひ、お気軽にご連絡ください〜